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相談する人を間違えると…
優しい人柄のAさんがお父さんを亡くされました。
相続人は、息子であるAさんと継母のBさん。
Bさんとは別に暮らしていましたが、二人は仲良しでした。
「Bさんは高齢ですし、生活も苦しそうなので、遺産は法律の定めより多くあげ
たいと思います」と、Aさん。
もちろん問題はありませんが、Bさんがある人に相談してから状況が一変しました。
彼女は自分が全財産をもらう権利があると主張しはじめたのです。
そんな権利など無いのにもかかわらず。
Aさんは「残念です。Bさんがこんな人だったとは」と嘆きました。
弁護士を交えた長い調停の後、法律の定め通りに遺産を分けることで決着がつきました。
Bさんは今回の件で、大きな損失がありました。
遺産は最初より減り、多額の弁護士費用までかかりました。
さらに、大事なAさんとの信頼関係を失ったのです。
相談を受けた私は「Bさんは相談する人を間違えた」と感じました。
Bさんの相談者には、思惑があったのでしょう。
Bさんはまんまとそれに乗せられてしまったのです。
相談する人を間違えると大変なことになる、と肌で感じた事件でした。