登記の落とし穴。

「家」と言う財産は土地とその上に建っている家だけではありません。
実は他にも必要なものが出てくる場合もあります。
そして後にそれが思わぬトラブルとなって表面に出てくることがあります。

Aさんはお父様の遺産を相続しました。ご兄弟との話し合いで家を
選択しました。
ご自分の思い出の家ですし、万が一の時は、すぐに買い手がつく家です。
登記も「別に難しくない。」とご自分で行いました。

それから数年後。
Aさんは緊急にお金を作る必要が出てきました。
急いで家を売却するため、不動産業者を訪れたところ、思わぬ答えが。

「この家と土地は売れません。」

「え-?!」Aさんは驚きました。
「この家は小規模開発住宅のため、道路は私道扱いになっています。
そのため宅地と私道をセットで所有していなければ売ることはできません。」

Aさんは宅地の相続を行ったものの、私道の共有持分を
うっかりしたのです。
再度、専門家に依頼して面倒な相続登記の手続きをしなければ
ならなくなりました。
宅地の売却も遅れ、Aさんの肩に大きな負債がのしかかる結果に
なってしまいました。

      

「登記を軽く見ないで、専門家に相談すればよかった。」と
うなだれるAさん。
実はこういったケースはよく見受けられます。
多くの方は問題が起きてからご相談に来られるのですが、
もっと早くいらしてくだされば…と残念でなりません。

      

相続を正しく行うため、はやめに専門家に相談される事を
お勧めいたします。

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